働きやすい職場環境づくり・健康管理

働きやすい職場環境づくり

メディパルグループでは、個人のライフスタイルや価値観を大切にしながら働くことができる職場環境をつくるとともに、心身ともに健やかな生活を送るためのサポートを行っています。

働き方改革の推進

時差勤務・変形労働時間制・在宅勤務などの柔軟な勤務制度の導入により、効率的な働き方を促進し、時間外労働の削減と有給休暇の取得率向上に取り組んでいます。

時間外労働(月平均)10.5時間(月1人あたり)
有給休暇取得(平均)58.2%
時間外労働(月平均)10.5時間/月(1人当たり)
有給休暇取得(平均)58.2%

適正な時間管理と時間外労働の削減に向けた取組み

ICカードなどを用いて、始業・終業時刻などの労働時間の客観的な記録管理を行っています。適正な労働時間管理を実現するために従業員に向けた啓発を行うとともに、時間外労働の削減に向けて労使間で協議・検討を行っています。
また、計画的・効率的に業務を行い、業務の質向上だけでなく、家族と過ごす時間や個人の趣味・学習の時間を十分に確保できるよう取り組んでいます。これらの取組みにより、照明や複合機、エアコンの使用時間を短縮でき、節電にもつながっています。

仕事と生活の両立

個々のライフステージにおいて、ワーク・ライフ・バランスを実現するために、各種制度(育児・介護休業制度、短時間勤務制度、看護休暇制度など)を導入し、働きやすい環境の整備に努めています。
男性従業員の育児休業取得率は当社グループで20.1%(2023年3月期)となっており、今後も制度の周知や啓発を継続的に行うことで、多様な働き方への理解促進と男性従業員の育児休業取得推進に向けて積極的に取り組んでいきます。
また、(株)メディセオでは、「仕事と生活の両立」を支援することを目的に結婚、出産、育児、介護や配偶者の転勤など、やむを得ない家庭の事情で退職した社員に対して、再雇用の機会を設ける「ジョブ・リターン制度」を導入しています。

人権保護

メディパルグループは、企業活動を行うにあたり、すべての従業員が人間らしく尊厳を持って幸せに生きる権利を保護しています。従業員一人ひとりの人権や働く権利を守り、業務が円滑に遂行できるよう社内規程の整備やホットラインの設置など環境整備に取り組んでいます。また、事業に関わるさまざまなステークホルダーの人権を尊重しています。
メディパルグループでは、人権への配慮が必要であることを強く認識し、ハラスメント・人間関係ホットラインを設置し、性別・年齢・人種・国籍・信条・宗教・社会的身分・心身の障がいなどに基づく差別、ハラスメントの根絶に取り組んでいます。今後は、定期的に実施する職場風土調査の結果を人権保護の観点からも分析することにより、リスクを特定し、差別・ハラスメントなどの未然防止に努めていきます。

ハラスメント防止規程の整備

職場におけるさまざまなハラスメントを防止するため、必要な規程をグループ各社に整備し、だれもが安心して働くことができる体制を整えています。相談者に不利益な扱いを行わないことを明確にするとともに、不適切な事案があった際には、厳正に対処しています。

ハラスメント・人間関係ホットラインの設置

セクシュアルハラスメント、パワーハラスメント、ジェンダーハラスメント、人間関係などの職場問題を相談できる窓口を外部に設置しています。相談員は産業カウンセラー、臨床心理士、精神保健福祉士などの資格を有しており、電話とWEB(24時間)で相談を受け付けています。また、匿名での相談も可能となっています。

各種福利厚生

今後のキャリアにおいてさらなる意欲の高揚と能力の発揮ができるよう休暇や援助金を支給する制度や福利厚生サービスへの加入、グループ共済会、財形貯蓄制度、慶弔見舞金・罹災見舞金の支給など、グループ各社において各種福利厚生の充実を図っています。


健康管理

メディパルグループでは、「医療と健康、美」を支える流通グループとして、心身両面の健康維持に向けた取組みを積極的に推進しています。

健康診断の充実と受診率の向上

病気を早期発見し、健康を保持・増進するために、定期健康診断を実施し、受診率はほぼ100%を達成しています。また、法定項目に追加して検査項目を充実させるとともに、二次健診の受診を積極的に促しています。

メンタルヘルス対策

心の健康を守ることにも注力し、グループ各社において、メンタルヘルス(心の健康)教育や啓発活動の実施、EAPホットラインの設置を行っています。

※ EAP(Employee Assistance Program:従業員援助プログラム)ホットライン:仕事上あるいは個人における悩みや不安を専門のカウンセラーに幅広く相談できる窓口

「Shift P服薬支援制度」の導入

(株)メディパルホールディングスは、(株)エムティーアイと協働で低用量ピルの服薬を支援する「Shift P(シフトピー)」の活動に2019年より取り組んでいます。
本プロジェクトは、低用量ピルに関する正しい情報発信・疾患啓発も行っています。「Shift P」という名前には“Pill(ピル)”のイメージを変え、“Period cramps(生理痛)” “PMS(月経前症候群)” “PMDD(月経前不快気分障害)”などさまざまな“P”の概念を「悩まないもの」へShiftしたい(変えたい)という思いを込めています。
「Shift P服薬支援制度」は、「Shift P」の活動の一環として、月経困難症などに悩むメディパルグループの女性従業員に産婦人科受診の機会を提供し、低用量ピルを安心して服薬できるサポートを行うことで、心身ともに健康的に働ける職場環境をつくるために導入しました。
メディパルグループは、性の多様性を尊重するとともに、性による身体の仕組みや違いの理解向上に取り組むことで、すべての人が心身ともに健やかな生活を送れる社会の実現をめざしていきます。

※対象会社:
(株)メディパルホールディングス、
(株)メディセオ、
(株)エバルス、
(株)アトル、
SPLine(株)、
(株)MMコーポレーション、
(株)アステック、
(株)MVC、
(株)ファルフィールド、
メディエ(株)、
かちどき薬品(株)、
MPアグロ(株)、
メディパルフーズ(株)、
MP五協フード&ケミカル(株)、
(株)物流二十四、
エバルスオーディエス(株)

マインドフルネス

心と身体の健康づくりの取組みの一つとして、マインドフルネス(瞑想をベースにした脳と心の休息法)の動画を作成し、従業員の心身の疲労解消、集中力やストレスに対応する力の向上を図っています。

日本健康マスター検定の受講促進

従業員の健康リテラシーを高め、社会に貢献していく目的で、日本健康マスター検定のエキスパートコースに挑戦しており、累計合格者数は4,161名(2023年3月末現在)となりました。

※ 日本健康マスター検定:一般社団法人日本健康生活推進協会が実施している、最新の健康情報に基づく健康リテラシーを学び、資格を取得できる検定制度

日本健康マスター検定 健康マスター(エキスパート)

「健康経営優良法人2024」に認定

経済産業省と日本健康会議が主催する健康経営優良法人認定制度において「健康経営優良法人2024」に認定されました。

対象会社
《大規模法人部門》
(株)メディパルホールディングス、
(株)メディセオ、
(株)エバルス、
(株)アトル、
(株)MMコーポレーション、
MPアグロ(株)、
MP五協フード&ケミカル(株)、
メディパルフーズ(株)
《中小規模法人部門》
東七(株)、
(株)アステック、
(株)ファルフィールド、
メディエ(株)、
(株)メディパル保険サービス、
(株)クラスAネットワーク
健康経営優良法人2024