働きやすい職場環境づくり・健康経営
働きやすい職場環境づくり
メディパルグループでは、個人のライフスタイルや価値観を大切にしながら働くことができる職場環境をつくるとともに、心身ともに健やかな生活を送るためのサポートを行っています。
働き方改革の推進
時差勤務・変形労働時間制・在宅勤務などの柔軟な勤務制度の導入により、効率的な働き方を促進し、時間外労働の削減と有給休暇の取得率向上に取り組んでいます。




適正な時間管理と時間外労働の削減に向けた取組み
ICカードなどを用いて、始業・終業時刻などの労働時間の客観的な記録管理を行っています。適正な労働時間管理を実現するために従業員に向けた啓発を行うとともに、時間外労働の削減に向けて労使間で協議・検討を行っています。
また、計画的・効率的に業務を行い、業務の質向上だけでなく、家族と過ごす時間や個人の趣味・学習の時間を十分に確保できるよう取り組んでいます。これらの取組みにより、照明や複合機、エアコンの使用時間を短縮でき、節電にもつながっています。
仕事と生活の両立
個々のライフステージにおいて、ワーク・ライフ・バランスを実現するために、各種制度(育児・介護休業制度、短時間勤務制度、看護休暇制度など)を導入し、働きやすい環境の整備に努めています。
(株)メディセオでは、2023年5月より「不妊治療両立支援制度」を導入し、2024年4月よりがん治療と仕事の両立支援を目的に「がん治療両立支援制度」を開始しました。
男性従業員の育児休業取得促進
メディパルグループでは「2030年度男性従業員の育児休業取得率100%」を掲げ、多様な働き方への理解促進と男性従業員の育児休業取得推進に向けて積極的に取り組んでいます。今後も制度の周知や啓発を継続的に行っていきます。


各種福利厚生
今後のキャリアにおいてさらなる意欲の高揚と能力の発揮ができるよう休暇や援助金を支給する制度や福利厚生サービスへの加入、グループ共済会、財形貯蓄制度、慶弔見舞金・罹災見舞金の支給など、グループ各社において各種福利厚生の充実を図っています。
健康経営
メディパルグループは、「医療と健康、美」を支える流通グループとして、従業員の一人ひとりが自ら高い健康意識を持ち、いきいきと活躍できる環境で働くことが、企業の永続的発展における基盤となると考えています。そのため、従業員の健康維持・増進を重要な経営課題と位置づけ、健康経営を推進しております。
メディパルホールディングス・メディセオの健康経営
健康経営宣言
私たちの使命は、“平時・有事を問わず、必要とされる商品を確実にお届けすること”。
医療の一翼を担う企業として、従業員の一人ひとりが自ら高い健康意識を持ち、いきいきと活躍できる環境で働くことが、この使命を果たすことにつながり、また企業の永続的発展における基盤となると考えています。
そのため当社は、従業員の健康維持・増進を重要な経営課題と位置づけ、推進体制を整備し、さまざまな取組みを進めてまいります。
株式会社メディパルホールディングス
常務取締役 管理本部長
CSR委員会 委員長
左近 祐史
健康経営推進体制

健康経営戦略マップ

健康経営に関する指標
指標 | 2022年度実績 | 2023年度実績 | 2026年度目標 | |
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健康診断等への参加状況を測定する指標 | 一次健診受診率 | 100% | 100% | 100% |
二次健診受診率 | 97.6% | 98.9% | 100% | |
ストレスチェック受検率 | 96.5% | 95.0% | - | |
健康診断の結果指標 | 適正体重維持者率 | 65.6% | 65.7% | 70% |
従業員の意識変容・行動変容に関する指標 | 喫煙率 | 25.1% | 23.9% | 23% |
ストレスチェックの集団分析で120以上の事業場の割合 | 7.6% | 7.0% | - | |
健康関連の最終的な目標指標 | アブセンティーズム※1 | 2.8日 | 2.8日 | - |
プレゼンティーズム※2 | - | 86.2 | - | |
ワーク・エンゲージメント※3 | 2.9点 | 3.2点 | - |
※1 自社で独自に定めた従業員調査内に、病気による休暇取得日数を組み入れて測定。実績値は回答者平均。
※2 自社で独自に定めた従業員調査内に、SPQ(Single-Item Presenteeism Question東大1項目版)を組み入れて測定。実績値は回答者平均。
※3 自社で独自に定めた従業員調査内に、ユトレヒト・ワーク・エンゲイジメント尺度短縮版9項目を組み入れて測定。9項目のスコア(0=全くない-6=いつも感じる)の回答者平均。
健康経営に向けた取組み
健康診断の充実と受診率の向上
病気を早期発見し、健康を保持・増進するために、定期健康診断を実施し、受診率はほぼ100%を達成しています。また、法定項目に追加して検査項目を充実させるとともに、二次健診の受診を積極的に促しています。
生活習慣および健康課題の改善に資するセミナー・研修の実施
従業員の健康保持・増進のために、生活習慣および健康課題の改善に資するセミナーを配信しています。

生活習慣やマインドフルネスに関するセミナー動画の配信
日本健康マスター検定の受検促進
従業員の健康リテラシーを高め、社会に貢献していく目的で、日本健康マスター検定※のエキスパートコースの受検を奨励しており、累計合格者数は4,206名(2024年3月末現在)となりました。
※ 日本健康マスター検定:一般社団法人日本健康生活推進協会が実施している、最新の健康情報に基づく健康リテラシーを学び、資格を取得できる検定制度

メンタルヘルス対策
心の健康を守ることにも注力し、グループ各社において、メンタルヘルス(心の健康)教育や啓発活動の実施、EAPホットライン※の設置を行っています。
※ EAP(Employee Assistance Program:従業員援助プログラム)ホットライン:仕事上あるいは個人における悩みや不安を専門のカウンセラーに幅広く相談できる窓口
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セルフケア・ラインケアのオンライン研修の実施
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EAPホットラインの周知
「Shift P服薬支援制度」の導入
(株)メディパルホールディングスは、(株)エムティーアイと協働して低用量ピルの服薬を支援する「Shift P(シフトピー)」の活動に取り組んでいます。
本プロジェクトは、低用量ピルに関する正しい情報発信・疾患啓発も行っています。「Shift P」という名前には“Pill(ピル)”のイメージを変え、“Period cramps(生理痛)” “PMS(月経前症候群)” “PMDD(月経前不快気分障害)”などさまざまな“P”の概念を「悩まないもの」へShiftしたい(変えたい)という思いを込めています。
「Shift P服薬支援制度※」は、「Shift P」の活動の一環として、月経困難症などに悩むメディパルグループの女性従業員に婦人科受診の機会を提供し、低用量ピルを安心して服薬できるサポートを行うことで、心身ともに健康的に働ける職場環境をつくるために導入しています。
- ※対象会社:
- (株)メディパルホールディングス、
- (株)メディセオ、
- (株)エバルス、
- (株)アトル、
- SPLine(株)、
- (株)MMコーポレーション、
- (株)アステック、
- (株)MVC、
- (株)ファルフィールド、
- メディエ(株)、
- かちどき薬品(株)、
- MPアグロ(株)、
- MP五協フード&ケミカル(株)、
- (株)物流二十四、
- エバルスオーディエス(株)
「スポーツエールカンパニー2024」に認定
(株)アトルは、従業員の健康増進のためにスポーツの実施に向けた積極的な取組を行っている企業として評価され、スポーツ庁の「スポーツエールカンパニー2024」 に認定されました。

「健康経営優良法人2024」に認定
経済産業省と日本健康会議が主催する健康経営優良法人認定制度において「健康経営優良法人2024」に認定されました。
《大規模法人部門》
- (株)メディパルホールディングス、
- (株)メディセオ、
- (株)エバルス、
- (株)アトル、
- (株)MMコーポレーション、
- MPアグロ(株)、
- MP五協フード&ケミカル(株)
- 東七(株)、
- (株)アステック、
- (株)ファルフィールド、
- メディエ(株)、
- (株)プリメディカ、
- (株)メディパル保険サービス、
- (株)クラスAネットワーク
