重要課題(マテリアリティ)

メディパルグループの経営理念に基づく事業活動やSDGsをはじめとした社会課題との関連性を整理し、その解決とメディパルグループの持続的な成長を両立させるための重要課題(マテリアリティ)として6項目を特定しました。

マテリアリティ 目標・KPI 関連するSDGs
持続可能な「医療と健康、美」の流通

平時・有事を問わず、安全・安心な流通ネットワークを革新的な取組みで構築し、社会的価値と経済的価値を両立しながら成長する。

物流融合による生産性向上と新たな物流ビジネスを創造し
2027年3月期経常利益
+15億円
新たな価値創造による収益性の向上

先取りの精神をもってさまざまなヒト・モノ・コトをつなぎ、パートナーとの協働で世の中に新たな価値を生み出す。

成長戦略を推進し
2027年3月期経常利益
+215億円
未来を担う人材の育成

「ありたい姿」の実現に向けて主体的に行動し、メディパルが描く未来志向型人材を育成する。

未来志向型人材の育成体系構築
ダイバーシティ&インクルージョンの推進

多様な価値観を持った人材が互いに認め合い、だれもが明るく、楽しく、前向きに取り組める創造性豊かな企業文化を醸成する。

女性活躍推進
  • 2030年度
    管理職に占める女性割合20%以上
脱炭素への取組み

ステークホルダーとともに温室効果ガス排出量削減と環境負荷低減に取り組むことで、地球環境へ配慮した事業を進める。

温室効果ガス排出量削減目標
(Scope1+Scope2)
  • 2030年度 50%削減(2020年度比)
  • 2050年度 カーボンニュートラル
健全で透明性の高い企業経営

コンプライアンス・薬事管理・情報セキュリティの徹底とガバナンスの充実をはかり、高い倫理観に根差した企業経営を行う。

  • コンプライアンスに関する研修の拡充
  • グループ会社に対応したガバナンス体制の構築

重要課題(マテリアリティ)特定プロセス

社会・ステークホルダーの重要度が高く、メディパルグループの重要度が高い課題について、内容を統合・整理しました。優先順位や妥当性を議論したうえで、メディパルグループの重要課題(マテリアリティ)として、6項目を特定しました。

重要課題(マテリアリティ)特定プロセス

STEP1
社会課題の抽出
GRIガイドライン、SASB、SDGsなど長期的に取り組むべき視点や業界動向なども踏まえ、網羅的に85項目をリストアップしました。
STEP2
重要性評価
STEP1で抽出した社会課題の項目について、CSR委員会委員・社外役員・管理職などにアンケートを実施し、「社会・ステークホルダーの重要度」と「メディパルグループの重要度」の2軸で評価し、優先順位づけを行いました。
STEP3
重要課題(マテリアリティ)案を作成
STEP2で評価した内容や社外役員からの意見をもとに、CSR委員会で課題の優先順位や妥当性を議論し、重要課題(マテリアリティ)案を作成しました。
STEP4
経営層での議論と決定
CSR委員会で作成した案をもとに、経営層による審議のうえ、取締役会の決議を経て、重要課題(マテリアリティ)を特定しました。

マテリアリティマネジメント

メディパルグループのマテリアリティマネジメントは、CSR委員会が中心となり、各部門と連携のうえ推進しています。2022年10月、「2027メディパル中期ビジョン」とともに、サステナビリティ方針と重要課題(マテリアリティ)を公表しました。その後、すべての重要課題(マテリアリティ)について目標(KPI)を設定し、マテリアリティの進捗状況を定期的に確認しています。今後、社会・事業変化に合わせて、適宜見直しを実施し、さらに、進捗状況の開示やステークホルダーとの対話を通じて、各取組みの強化につなげていきます。

マテリアリティマネジメント