2027メディパル中期ビジョン

前中期ビジョン 2022メディパル中期ビジョン 成果と課題

2022メディパル中期ビジョン
<2020年3月期~2022年3月期>

基本方針

社会と顧客に貢献する新たな枠組みを構築し、収益基盤の拡大と
持続的な成長を実現します。

重点戦略

パートナーシップの構築
新たな枠組みの創造

新規事業の拡大
収益基盤の強化

既存事業の革新
顧客課題の解決と生産性の向上

人材の強化と組織の変革

経営目標
主な成果
  • ●CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)の設立を通じベンチャー企業との連携強化
  • ●高度な温度帯物流のノウハウを活かした新型コロナワクチン輸送
  • ●顧客との協業によるSDGs、ESG流通の取組み開始
    ((株)メディセオ、(株)エバルス、(株)アトル、(株)PALTAC)
  • ●グループ会社、パートナー企業との人材交流を推進
  • ●健康経営の推進
  • ●コンプライアンス経営の強化
抽出された課題
  • ●成長投資の実績額が投資計画よりも下回る(1,000億円に対し480億円)
  • ●医薬品の製品特性の変化(プライマリーからスペシャリティ医薬品へ)に伴う営業体制の構築
  • ●健康寿命の延伸ニーズや、予防・未病への関心の高まりに対する取組みの強化・充実
  • ●MSに求められる役割の変化への対応
    分断されている情報をつなぐ(行政・医療機関・患者さん)
  • ●多様化する物流ニーズへの対応
  • ●多様な働き方への対応・ダイバーシティ&インクルージョンの推進
  • メディパルグループの持つ全国のインフラおよび人材を活用して新たに取り組んでいる事業の売上総利益。関連商品の販売による利益を含めています。
  • MS:Marketing Specialist 医薬品卸売業の営業担当者

2027メディパル中期ビジョン

2023年3月期から2027年3月期までの5年間の中期ビジョンとして「2027メディパル中期ビジョン Change the 卸 Forever ~たゆまぬ変革を~」を2022年10月に策定し、戦略を推進しています。

全体成長イメージ

事業ポートフォリオのシフトとパートナーとの協働によって、5つの成長戦略を展開していきます。

①海外への進出
②予防・未病、アグロ・フーズ領域の事業拡大
③デジタルを活用したビジネス基盤の強化
④持続可能な流通の構築
⑤地域医療における価値共創

成長戦略の基盤となるのは、人材戦略と財務戦略です。各戦略の実行を通じて社会価値・顧客価値を創造し、当社グループの持続的成長を目指します。
本中期ビジョンの実現に向けて、新規事業、医療機器・試薬事業、動物用医薬品・食品加工原材料卸売等関連事業を重点事業としました。重点事業へ経営資源を集中的に投下することで、経常利益構成比を2022年3月期の約30%から2027年3月期には50%近くまで伸ばし、経常利益1,000億円を目指します。また、グループ最大の規模であり、人々の生活に欠かすことのできない商品を安定的にお届けするという医療用医薬品等卸売事業と化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業は基盤事業として、付加価値や生産性をさらに高めながら、成長させていきます。