「CEATEC 2024」のトークセッションに参加

管理本部副本部長の山本光太郎さん(写真左)は、当社グループの事業の紹介を行い、サプライチェーン全体の環境負荷については「温室効果ガスは自社排出分であるScope1※2・Scope2※3は当然ながら、今後無視できないのはScope3※4だ。算定精度を上げるとともにサプライチェーン全体での削減に向けた取り組みが課題になると考えている」と述べました。
次に広報部サステナビリティグループマネジャーの西牧成太郎さんからは、「自社の温室効果ガス排出量削減に向けては、電気自動車の導入や太陽光パネルの設置などに積極的に取り組んでいる。また、ハード面以外でもメーカーやお得意様と協働し、流通体制を効率化することで、配送回数や返品の削減も行っている。Scope3の削減に向けては、物流センター間の医薬品輸送におけるモーダルシフト※5や納品箱の繰り返し使用などを推進している。」など、当社グループの環境保全の取り組みを紹介しました。その他、SMAS様と協働した電気自動車導入に向けた今後の展望などについても意見交換を行いました。

最後に山本さんの「当社グループは平時有事問わず人々の健やかな生活に欠かせない商品の流通を支える中で、カーボンニュートラルを目指し、テーマである『環境の未来を変える』につなげ、チャレンジしていきたい」という言葉でセッションを終了しました。

本トークセッションでは大変多くの方に足を止めていただき、企業の環境保全の取り組みに対する関心の高さを強く感じました。今後も当社グループはさまざまなパートナーと協働しながら持続可能な社会の実現に貢献できるよう取り組んでいきます。

※1 Combined Exhibition of Advanced Technologies
※2 自社の燃料使用に伴う排出
※3 自社の電力使用に伴う排出
※4 事業活動に関連する他社の排出
※5 トラックなどの自動車で行われている貨物輸送を環境負荷の小さい鉄道や船舶の利用へと転換すること