希少疾病治療薬の個人宅への医薬品配送(トライアル中)Private Residence Delivery

通院困難な患者さんへ
安全・安心に
医薬品を届ける

取り扱いの課題

  • 特殊な温度帯(2℃~8℃)での管理が必要なお薬がある
  • 振動に弱いお薬がある

訪問診療を担う医師にとっての課題

  • 訪問診療を担う医師による持ち運びが難しい
  • 多くが高額で、お薬を使用できなかった場合の「在庫リスク」がある

このような課題があるため、希少疾病領域では在宅での治療が進みにくいと考えられています。

メディパルグループは、「通院困難な患者さんへ安全・安心に医薬品を届ける」ことをミッションにかかげ、医薬品流通のスペシャリストとして、個宅配送に取り組んでいます。
通院困難な患者さんが安心して在宅医療を受けられる社会を目指し、まずは、希少疾病の一つである「ライソゾーム病」のお薬を患者宅まで届けるトライアルを行っています。

在宅でのライソゾーム病治療の現状

希少疾病であるライソゾーム病は、専門医のいる医療機関が限られており、患者さんの中には長時間の通院を余儀なくされている方もいらっしゃいます。
また、歩行障害や寝たきりなどの通院困難なケースも多く、患者さんやご家族の負担が非常に大きい疾患です。そのため、治療そのものを断念してしまう場合もあります。

2023年11月現在、ライソゾーム病約60疾患のうち8疾患、13種類の医薬品が「保険医が投与することができる注射薬の対象薬剤」として承認されており、制度上は、在宅での治療が実施可能となりました。
しかしながら、希少疾病治療薬を輸送する際の品質管理の難しさや高額であることから、在宅での治療が進まず、患者さんの多くは在宅での治療を受けられない状況が続いています。

流通価値の創造

訪問診療を担う医師に代わって、厳格な品質管理のもとで、当社が医薬品を患者さんのお宅まで届けることにより、医師は医薬品の管理や在庫に対する負担なく在宅医療を行うことができます。
我々は、医薬品の流通に関する環境整備を図ることにより、さらに多くの通院困難な患者さんが、在宅で治療を行うことができる社会を創造していきます。

物流センターから患者さんのご自宅まで一貫した厳格な温度管理
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