PFM® (Project Finance & Marketing)

希少疾病に対する
新薬の開発と安定供給 PFM®

PFM®とは、メディパルグループ独自のビジネスモデルで、製薬企業等の新薬開発に当社が投資し、その上市が実現した後は投資に対するリターンを得る(プロジェクト・ファイナンス)とともに、医療機関への販売・流通(マーケティング)を優先的に行う事業です。

PFM®により、20品目以上の医薬品が発売されています。
2016年2月には、投資先の1つであるJCRファーマ株式会社の「造血幹細胞移植後の急性移植片対宿主病(急性GVHD)」治療薬「テムセル®HS注」が、日本初の他家由来の再生医療等製品として販売されました。
この薬剤はマイナス150℃以下の超低温下での保管・管理を要することから、メディパルグループは今後の再生医療分野の医薬品の拡大も見据え、新たな保管設備や配送体制を構築しました。

今後もメディパルグループがもつ物流力や営業ネットワークなどの経営資源を有効に活用し、希少疾病の治療を待つ患者様に薬を安定供給することを目的とした取組みを行っていきます。

*GVHDは白血病などの治療法である造血幹細胞移植後に発症する重篤な合併症。

PFM®のしくみ
多様化する医薬品の流通に対応可能な保管設備や配送体制を構築

固有の強みを活かし社会的価値の高い事業を展開

株式会社メディパルホールディングス 常務取締役 依田俊英

メディパルでは、「社会的価値の⾼い事業を展開していく」という考え方で各事業に取り組んでおります。
PFM®については、当社グループ固有の強みであるプラットフォームを活かし、希少疾病⽤医薬品の開発と安定供給を卸として担うものです。
治療を待たれている患者様のお役に⽴つことで、私たちの事業の価値を⾼めていきたいと考えております。